無能な主婦がコード ブルーをダメにする
Ninja250Rを電飾しました!
バイクをLEDで光らせてカッコよくしたいけど
電子工作なんて全然分かんない(>_<;)
配線?ヒューズ?ショート?
最初はそんな状態でしたが
調べるうちに自分に合った配線の仕方を発見し
LED化に成功したのでその方法を紹介します。
1、計画する
2、LED、配線の準備
3、スイッチ、電源の準備
4、取り付け
5、点灯
まずは、計画を立てます。
②電源をどこからとるのか
③配線
④何が必要なのか。
①バイクのどこにLEDを設置するのか
俺はヘッドライト下、カウル(左右)、
カウル下(左右)、泥除け裏に合計6本の
LEDを設置することにしました。
後ろから見たときに光源(LED本体)が見えてしまったり、
赤色のLEDを灯火しながらの走行は
違法らしいので注意が必要です。
ON-OFFができるようにしたいので
メーター横のスペースにスイッチを取り付けます。
②電源をどこからとるのか
・バッテリーから直接(バッ直)
・ヒューズ
・配線の途中
など、電源を確保する方法はいくつかありますが
俺はヘッドライトのヒューズからとりました。
ヒューズ電源というものが売られているので
もともとヒューズボックスに入っているヒューズと
同じアンペアのものを買ってきて交換します。
ヘッドライトのヒューズは15Aでした。
常時通電のバッ直だとイタズラや何かの拍子に
スイッチONになってしまい、バッテリー上がりの可能性があります。
配線の途中からとる方法だと
もとからある配線を傷つけなくてはいけないので
初心者にとっては少々不安。
ヒューズからとればヘッドライトと連動して(キーをONにしたとき)
通電するので、キーを抜いておけばスイッチをONにしても光りません。
うっかりしてバッテリー上がり(T_T)なんてことも防げます。
③配線
①と②の結果、ヒューズ電源を利用し、スイッチをつけた
LEDテープ6本の配線を考えることになります。
配線図を書くとこうなりました。
④何が必要なのか
<資材(配線や取り付けに必要なもの)>
・配線コード赤黒(1.25sq)
・ギボシ端子(オス、メス、アース用)
・LEDテープ
・強力両面テープ
・スイッチ
・熱圧縮チューブ
・ヒューズ電源
・タイラップ(結束バンド)
<工具>
・電工ペンチ
・はんだごて
・グルーガン
・インパクトドライバー
・はさみ、カッター
まずはテープの銅板が出ているところでカットします。
防水の樹脂をカッターなどではがしてむき出しにします。
そして、10cmくらいに切った配線コードをはんだ付けします。
できたら外れないようにグルーガンで固定します。
この作業が大切です。
2、3個グルーガンで留めてなかったら車体に取り付ける段階で
ブチブチちぎれてきました。
あと、見た目が悪いので熱圧縮チューブで覆います。
6本準備できました。
これに電工ペンチを使ってギボシ端子をつけていきます。
バッテリーから電気が来る方にオス、
電気を送り出す方にメスをつけます。
つまり、LEDのプラス(赤い配線)にオス、
マイナス(黒い配線)にメスです。
まずスリーブを忘れないようにします。
電工ペンチでカシャリ。
ちなみに、この作業を「かしめる」というので
分からなかったら「かしめ方」とかで検索してください。
全てのLEDができたら点灯するか確認してください。
確認の際はバッテリーを使用しました。
全ての点灯確認ができたら準備は完了です。
続いて、配線図で書いたように
・赤い4本分岐×1
・赤い3本分岐×1
・黒い3本分岐×2
を作っていきます。
分岐させたい本数の配線コードと
ギボシ端子オスメスを使います。
配線コードすべてを束ねてメスをかしめます。
オスをうまくかみ合わせます。
お互いが引っかかるような形になったら
かしめて固定します。
グルーガンで留めて
熱圧縮チューブをつけたらこうなります。
反対側にメスをかしめたら完成です。
赤い3本分岐、黒い3本分岐も同様にします。
黒は三つ又の方がオスのギボシになります。
スイッチは防水のプッシュタイプのものを選びました。
説明書きの通りに配線していきます。
分かりやすく色分けしてみました。
LEDにつながる青、電源(ヒューズボックス)につながる黄、右と真ん中の端子をつなぐ緑、アース(黒)の4本をはんだ付けします。
ちなみに、緑はプッシュスイッチのリングを光らせるための配線なので、省略してもスイッチとしては機能します。
俺は間違って端子を折ってしまったので光らないプッシュスイッチになりました。
全部はんだ付けするとこんな感じに。
これもグルーガンで留めて絶縁します。
メーター近くにインパクトドライバーで穴を開けて取り付けます。
はめ込むとこんな感じになりました。かっこいいです。
次に電源をとります。
シートを外してバッテリーが見えるようにします。
(画像ではか
りバラしていますがシートを外すだけでOKです。)
シートの外し方はこちらを参照してください↓
ヒューズボックスを開いてヘッドライトのヒューズを
ヒューズ電源と入れ替えます。
Ninja250Rのヘッドライトヒューズは15Aミニ平型ヒューズでした。
事前に調べて同じものを買ってくるか作ってください。
ヒューズカバーには10Aの管ヒューズを入れました。
※Ninja250Rのバッテリーは12V,8Ahのため、もともとヒューズカバーの中に入っている5Aの管ヒューズでは飛んでしまいます。現行バイクのほとんどが7~9Ahのバッテリーなので10Aのヒューズ管を入れます。
所有車種のバッテリーの定格電流は取扱説明書などで確認してください。
これで電源関連は終了。
ステップ2で作ったLEDテープをセロハンテープなどで車体に仮留めします。
カウル内に仕込むのが一番難しいです。
カウルの外し方は車体によって様々です。
俺はくるとんさんのブログを参考にしました。
仮留めが終わったら適当な長さに延長配線を作って接続します。
延長配線は通すルートを決めたらタイラップでゆるくまとめます。
完全に留めるのは点灯確認してからです。
延長配線をすべて取り付けて
完全な回路が出来上がったら最後の点灯確認です。
うまく光れば両面テープを使ってLEDを貼り付けます。
カウルを戻せば完了です。
さあ、いよいよ点灯です。
動画も撮りました。
ヘッドライトのヒューズから電源をとっているのでキーをONにしてスイッチを押すと点灯し、キーがOFFの状態では点灯しません。
2015/09/10追記
質問があればコメントorメッセージ頂ければできる範囲でお答えします。
バリバリの文系ですので電子工学系にはお答えできないかもしれません。
アメブロ会員でない方はtwitterでリプ飛ばしてください。
※YouTubeの動画に質問コメントいただいてもお答えできない場合があります(google+はほとんど見ていないので)。twitterなら少なくても2日に1度は必ず見ます。twitterもアメブロもやっていない人は・・・すみません。
2016/4/29追記
質問受付終了しました。
2015/09/19追記
読者の方から頂くよくある質問を共有します。
A.調べてみると、「電流はフレームなどの金属部分を通ってバッテリーに戻るのでボディの金属部分であればどこでもいい」という記事が見られますが、俺はバッテリーのマイナス部分にO字端子で固定しています。
A.実際に取り付けるバイクのバッテリー(12V)で行うことをおすすめします。また、家庭用電源を12Vに変換する機器があればそれでも大丈夫です。間違っても家庭用電源(100V)に直接つないだりしないで下さい。高電圧を流すとLEDが壊れたり、火災の原因になる可能性があります。
A.各工程で点灯確認をしてください。LED1本に配線コードをはんだ付けしたら点灯確認、分岐コードとつないだら点灯確認、ヒューズをつける前に点灯確認・・・というように各工程ごとに確認していけば、どの段階でおかしくなったのかが分かるはずです。
人と、地球に「夢・発見・ドラマ・コード ブルー」を。
こんちは。